平成12年度の新聞社・団体等主催展
・第56回現代美術展 主催(財)石川県美術文化協会・北國新聞社 4/2(日)〜17(月) 第3〜9展示室
  本県最大の美術総合展。日本画・洋画・彫刻・工芸・書・写真の各分野から、900点あまりの作品を展示します。
入場料  一般800円 大高生600円 中小生500円
連絡先 金沢市香林坊2−5−1北國新聞社事業局 電話076-260-3581
・第31回日展金沢展 主催 北國新聞社 5/27(土)〜6/18(日) 第3〜9展示室
 

日展は、日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の日本美術 の各分野を網羅し、日本最大規模、最高水準の総合美術 展として親しまれています。
今回の金沢展では、昨年11 月東京都美術館を飾った文化勲章受章者、文化功労者、 日本芸術院会員の作品と受賞作を選抜した基本作品 約三百点に、石川県在住及び出身者の入選作を合わせ た約四百数十点を、一堂のもとに展覧いたします。


入場料  一般1000円(800)中・高生700円(500) 小学生400円(300)( )内は団体料金
      ※当館友の会会員は会員証提示により団体料金となります。

連絡先 金沢市香林坊2−5−1北國新聞社事業局 電話076-260-3581
第11回石川県水墨画協会公募展  6/23(金)〜27(火)  第7・8・9展示室
  石川県水墨画協会公募展は、石川県内の水墨画諸会派及び無所属個人を統合する、唯一の団体である当協会が行う公募展です。これは、水墨画制作の実に照らし承認された会員の年一回の研鑽の場である同時に、広く県内より一般公募するもので、併せて県内水墨画の普及発展に寄与することとを目的としています。従って各会派主宰の作品を始め、会員並に新進作家の個性的表現による協会展ならではの現代水墨画を展示できることと思います。    会長 相川松映、理事長 小川伸洋   (主催者記す)
入場無料
連絡先 金沢市三ツ屋町8-8-3 事務局長 笠井利久 電話076-237-6513
第41回北陸二科展 6/30(金)〜7/5(水)  第7展示室
  1914年に日本洋画壇の近代化を目指す美術運動 として結成された二科会は、今秋には85回展を東京都美術館で開催いたします。2000年の新しい時代の風を受けた独創的な作品と、北陸支部員50余名はこの一年間制作を続 けてまいりました。本展出品作を中心に絵画、彫刻百余りを展示いたします。 (主催者記す)
入場無料
連絡先 金沢市旭町1-12-10 二科会北陸支部長山岸光代 電話076-261-1581
第4回石川県日本画協会展 6/30(金)〜7/5(水)  第8・9展示室
  石川県日本画協会展は県内在住日本画の作家を中心 とした会員の展覧会で、公募展の枠組みやこれまでの 既存的概念だけにとらわれる事のない自由な作品発表 の機会として、日本画制作の研究・模索を目的とした 会員それぞれの研鑽の場となっています。ベテランか ら若手まで幅広い層にわたり、広く県内日本画家の作品を知る上での、絶好の機会と思います。  (主催者記す)
入場無料
連絡先 能美郡辰口町松が岡4-30 上口文治 電話0761-51-6815
第53回 二紀展金沢展 7/8(土)〜16(日)  第7・8・9展示室
  二紀会は、『類型化を排する。具象・非具象を論じない。創造的な個性の発現を尊重する。情実を排し新人を抜擢し、積極的に世に送る。』の主張を掲げて昭和22年以来53年間活動を続けています。金沢展は、東京・本展出品作品約1000点の中から厳選された、大家から新鋭まで絵画・彫刻あわせて83点を基本に、地元出品作家の作品52点を加えた計135点を展示します。
入場料  一般700円 高大生400円  中学生以下無料。 (団体料金は各100円引)  
 ※当館友の会会員は、会員証提示により団体料金となります。 
連絡先 金沢市彦三町1-14-31 吉田冨士夫  電話076-261-7262
 
中国西夏王国の文字の世界展 7/19(水)〜23(日)  第7展示室
  中国西北に宋代誕生した西夏王国に、西夏文字と呼ばれる国定文字が六千余ありました。これは漢字に対抗できる整った組織をもつ表意文字です。王国は二百年後ジンギス汗に滅ぼされ、文字も消滅しましたが、残存の経文等は元明代まで生き長らえました。
本展は中国人民対外友好協会の協力を得、その西夏文字の拓本を中心にした資料約90点を公開します。併せて北枝篆会会員の西夏文字の書篆刻作品も展示します。
  (主催者記す)
入場無料
連絡先 金沢市三口新町3-1814  北枝篆会事務局 北室南苑 電話076-222-3624
第42回北陸創造展 7/19(水)〜23(日)  第8・9展示室
  創造美術会は、各作家がその主体性に基づくオリジナルな芸術を創造するために、最も自由で活動的な研鑚の場を作ることを目的としています。6月上旬、東京都美術館で行われた創造展に入選した作品を中心に、北陸支部会員百余名が、5部門(洋画・日本画・染織画・彫刻・陶芸)にわたって展示します。
入場無料
連絡先 小松市遊泉寺町ホ120  辻 実 電話0761-47-1018
第14回日本新工芸石川会展 7/27(木)〜31(月) 第7展示室
  日本新工芸家連盟は、工芸の原点を見つめ、個々の家が素材を充分に生かし技術を駆使して、現代に望まれている生活と美との調和をテーマとして制作活動続けています。
石川会会員一同、一層の努力を重ねております。より多くの方々にご高覧、ご批判を戴き たいと念願しております。  (主催者記す)
  主な出品作家  北出不二雄・高光一生・利岡光仙・榎木荘平・組橋貞風・中町朱実・原田実・米山央・戸出克彦・松本昭二・向瀬孝之・柴田博・川田稔・比古田三恵・大井幸子・北浜芳恵
入場料一般600円大学生以下300円
※当館友の会会員は、会員証提示により300円となります。
連絡先 金沢市三口新町1-10-1 米山 央 電話076-262-3827
第10回北國水墨画展 7/27(木)〜31(月) 第8・9展示室
  石川県内の水墨画愛好団体を網羅した統一展です。 近年、愛好者の増加と作品の向上が著しい県水墨画界 の結束を図るとともに、愛好者拡大を目指すねらいの 展覧会で、作品は広く愛好者から公募して審査し、入 選、入賞作に加えて委嘱作品も併せて展示し、水墨画 の魅力を伝えるものです。
入場料一般・大・高生500円(400円) 中学生以下無料( )内は団体料金
※当館友の会会員は、会員証提示により団体料金となります
連絡先 金沢市香林坊2-5-1 北國新聞社事業局 電話076-260-3581
第85回公募写真展研展 8/2(水)pm1:00〜7日(月) 第7展示室
  東京写真研究会が主催する研展は、当北陸研友会 (関東、中部、関西の四支部)の会員と、一般公募の 二部門で構成され、約二百七十点が展示されます。北 陸から会員の部では、研展賞に小西了介、橋端末治、 研展奨励賞に伊藤方治、公募の部では共同通信社フォ トセンター賞に宮下和子、東研奨励賞に法利康清、松 本秀治、近本芳朗の各氏がそれぞれ受賞しました。
入場無料
連絡先 金沢市野町4-9-13 内島一郎 電話076-241-2279
2 0 0 0 北陸一陽展 8/3(木)〜7日(月) 第8・9展示室
  一陽会北陸支部同人の八十余名の作品を、今回は石 川県で展覧いたします。北陸の各県を順に開催して好 評を得ています。抽象・具象を問わず多彩な個性の美 術団体として注目されています。なお今年の中央展は 四十六回目です。 委員の中村秀雄、大場吉美、会員の判三教、酒井幸 雄、若手会員の安田淳、富山の萩中幸雄、福井の佐川 文子など、独自の個性あふれるベテラン作家から斬新 な若手作家まで、どうぞお楽しみ下さい。
入場無料
連絡先 金沢市粟崎町2-86 大場吉美 電話076-238-3096
E S T Ⅲ「ペルソナ」 8/11(金)〜15(火) 第7展示室
  あたらしい時代の扉を開くのは、思想ではなく、個性という「存在」なのである。 石川県内の造形作家三十名が「ペルソナ」をテーマ に土、石、木、布、金属、顔料で作品を展開する。 思想と化したアートは、創造のエネルギーとはなら ない。ミレニアムの「ペルソナ」(個性)たちが、個 性という生きた「かたち」を持ち寄り、あたらしい世の芸術空間をここに提示する。 (主催者記す)
入場無料
連絡先 金沢市小立野2-42-24 松川竹志 電話 076-261-7286
石川の書展 8/11(金)〜15(火) 第8・9展示室
  石川県内の代表的な書作家の新作約二百点を展示し ます。石川県書美術振興会は会派・社中を超えた書作家の団体であり、日本の代表的な書作家の作品を展示する「日本の書展」と、県内作家の新作を展示する 「石川の書展」を一年おきに開催しております。本展は県内書壇の現状を知る上で格好の展覧会です。 (主催者記す)
入場料 一般500円 高大生300円 小中生100円 (団体料金は各50円引)
※当館友の会会員は、会員証提示により団体料金。
連絡先 金沢市香林坊2-5-1 北國新聞社事業局石川県書美術振興会 電話076-260-3581
第24回日創展&新院展選抜金沢展 8/18(金)〜20(日) 第7・8・9展示室
  同展は屏風絵、襖絵を始め日本画を中心に公募した作品の中より約70点を展示します。また日創会会長 丹羽俊夫が、審査運営委員長を担当している新院展作家の作品約40点を選抜して展示します。
主な出品者 丹羽俊夫,三宅厚史,今村文男,北出朝之,保科 誠,作田保夫,柴田輝枝,南 好乃, 桟 勝正,石井宝山,真浄光葉
入場無料
連絡先 金沢市窪1-223 丹羽俊夫 電話076-244-5916
第20記念現展石川支部展 8/23(水)〜28(月) 第7展示室
  現代美術家協会展(現展)は、例年6月、東京上野の東京都美術館で本展(本年は第56回展)を開催しています。絵画・版画・彫刻・工芸・デザイン・写真の各部門を持ち、会員と一般公募の作品合わせて、 約800点の作品が展覧されます。さらに7月には大阪 市で、8月には名古屋市で移動展を開催しています。 今回の石川支部展は、県内作家の作品を中心に、一部県外作家の作品も展示します。
入場無料
連絡先 金沢市常盤町34-7 田浦隆透 電話046-252-8745
日本海独立展 8/23(水)〜28(月) 第8・9展示室
  日本海独立は、石川・新潟・富山・福井などの日本海に接する各県在住、出身の独立展出品者で構成されています。日本的フォービズム(野獣派)の流れを汲む独立展は、自由で個性強烈な作家を輩出している事で注目されています。本展では独立美術協会会員小原 稔、久我修、田井淳、多見谷恭子、鳥居敏文、福岡奉彦、前田さなみ、松山幾三郎、山田修市各氏の作品を中心とした約50点を展示致します。
入場無料
連絡先 金沢市天神町1-5-93三浦賢治 電話076-233-0840
北陸中日新聞社発刊40周年記念
−アンソール、マグリット、デルヴォー・・・・そして現代まで−

ベルギー絵画 20世紀の巨匠展
9/2(土)〜24(日) 第7・8・9展示室
  ヨーロッパ北西部に位置するベルギー。古くから交通の要衝の地として栄え、ヨーロッパの政治経済、文化の発展に大きな役割を果たした。
特にベルギー絵画は、ブリューゲル、ルーベンスなど西洋絵画を代表する巨匠たちを輩出しています。
本展は、19世紀末のクノップフ、先駆的な役割を果たしたアンソール、魔術的な作品で知られるマグリット、夢幻的なデルヴォーなど19世紀から現代までの43名の作家に焦点をあて、20世紀絵画の魅力をご紹介します。個性豊かなベルギー絵画の世界をご鑑賞下さい。  
料金 一般 1,200円(1,000) 大・高生 900円(700) 中・小生 600円(400)
 ( )内は前売および20人以上の団体料金
連絡先 北陸中日新聞事業部 電話076(233)4642
 
本年度の特別陳列(当館主催)
・−前田綱紀のノート− 桑華字苑と桑華書志  6/23(金)〜7/23(日) 前田育徳会展示室
  加賀藩5代藩主前田綱紀(1643〜1724)が座右に置き、折にふれ記入した雑記帳に「桑華字苑」(そうかじえん)と「桑華書志」(そうかしょし)があり、83冊と3帖になります。
今回は、その一部を公開し、江戸時代中期の文化絢爛期を見事に生きぬき、学者肌で知られた綱紀の人となりを探ります。
・2000 石川県作家選抜美術展 −平面−  6/23(金)〜7/23(日) 第3・4展示室
  県内外で活躍する石川県ゆかりの作家たちの動向を継続的に紹介する展観で、立体部門、工芸部門に引き続き、平面部門(日本画・洋画)を対象に、意欲的に創作活動を展開している作家たちの力作を展示するものです。
・戦後工芸の展開(2) 石川の昭和30年代 7/26(水)〜8/28(月) 第5展示室
  本シリーズは戦後の混乱の中から現在の隆盛に到る工芸の足跡を10年ごとに検証し、今後の展開を示すことを目的として開催するものです。平成9年度に続く今回は、日本伝統工芸展の本格的な始動、重要無形文化財保持者の認定開始、日本現代工芸美術展の旗揚げといった大きな動きの中で、意欲的な多くの作品が発表されるようになってきた昭和30年代に焦点をあてて、石川県の工芸作家の動向をさぐります。
・芭蕉翁の頭陀袋と俳画  9/1(金)〜9/24(日) 第2展示室
  俳聖松尾芭蕉(1644〜94)は、元禄2年(1689)、「奥の細道」行脚の旅に出立した帰路、金沢に立ち寄りました。そのとき身に着けていた「頭陀袋」が伝わり秘蔵されています。その頭陀袋のほか、芭蕉の書簡、加賀の俳人関係を中心とした俳句や俳画などを一堂のもとに公開し、加賀の俳壇を探る目的で開催します。
・−彫刻家−石田康夫の世界 9/1(金)〜9/24(日) 第4展示室
  石田氏は、金沢美術工芸大学に学び、母校で長らく後進の指導にあたり、本県の彫刻の振興に尽力してこられました。
本展は、生命感あふれる女性像を追求し続ける石田氏の、初期の日展入選作から最新作にいたる代表作約40点を紹介いたします。
文化財保護法50年記念 石川県の名宝−国宝・重文・県文− 10/26(木)〜11/26(日) 第2展示室
  本年は、昭和25年の文化財保護法の公布・施行から50年目の年にあたります。それを記念するこの展覧会は、勧告や承認出品の国指定の国宝や重要文化財に、県や市段階の指定文化財を加え、主として絵画・書跡・工芸品の分野で構成し、県民の文化財保護に対する理解を深める目的で開催します。  
 
  観覧料

上記特別陳列の料金はそれぞれ
常設展観覧料に含まれます。

常設展観覧料

  一般 大学生 高校生以下
個人 350 280 無料
団体 280 220 無料

 (団体は20名以上)