[古美術部門] 　第１・第２展示室、前田育徳会展示室　（２Ｆ）

鴨居玲「酔って候」：宮本三郎「熱叢夢」：坂根克介「帽子の女」：山本知克「街の時計台」
稲元実「午睡」：石田康夫「昇華」：矩幸成「春の日の影」：得能節朗「風」　ほか

　江戸時代から続く伝統ある大樋焼の茶陶作りを受け継ぐとともに、日展を中心に意欲的な展覧会活動を行いながら陶壁も多く制作するなど、精力的な創作活動をしているのが大樋長左衛門氏です。
　大樋焼特有の飴釉はもとより、三島手や唐三彩をはじめとして白釉から鉄釉まで多彩な釉技と、洒脱な感覚にあふれる卓抜な造形力をあわせもった作品群を次々に発表し続けています。
　今回の展覧会では、初期作品から最新作までを一同に会し、そのたゆまない努力と創造の足跡と、その到達した新しい表現世界をあわせて紹介するとともに、古典をよく咀嚼し現代感覚にあふれたその作品の魅力を改めて再確認しようとするものです。

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５月12日(日)　午後１時30分〜
演題　「私の作陶人生」
講師　大樋長左衛門氏
会場　美術館ホール　聴講無料

古代エジプト文明展・・・・神々とファラオの遺産

　古代エジプト文明は、豊かなナイルの恵みによって開花しました。自然界のさまざまな現象に神を見、来世での再生を信じたエジプトの人々は、巨大なピラミッドや壮麗な神殿を造り、そこに色鮮やかな絵画やレリーフ、彫像、道具、装飾品などを残しました。これらの遺品の数々から、当時の人の卓越した美的感覚をうかがい知ることができます。
　本展は、国立カイロ博物館の至宝【プスセンネスI世の黄金のマスク】をはじめ、日本初公開の名品を含む75点の作品により、古代エジプトの栄光を紹介するものです。