●会場−当館ホール ●日時−3月4日(日) 午後1時30分〜 ●入場料−無料、整理券不要 |
平成12年度のテーマ シリーズ 日本の作曲家
12年度の音楽講座は、日本の作曲家をテーマとしてきましたが、最終回の第3回は、金沢市在住の作曲家・ピアニストの中村攝(おさむ)氏を取り上げました。
第3回 『中村 攝の世界』
日時 3月4日(日) 午後1時30分〜
プロクラム
醍醐 1977/88
ソナタ コンテルタンテ 1990〜91
デュエット 1996
稲羽之素免(いなばのしろうさぎ) 1999
他
- 出演者
清水 史津 (ピアノ)
戸本 和子 (ピアノ)
中曽和歌子 (ソプラノ・チェンバロ)
折井あきつ (フルート)
斎藤 英恵 (ヴィオラ)
安島 愛里 (フルート)
演奏・解説者のプロフィール
清水史津(しみず しず)
金沢大学教育学部中学校教員養成課程音楽科卒業。ピアノを吉村俊子、マインハルト・プリンツに師事。これまで19回を数えた5月のコンサート、「コンサート花音」に毎回出場
また、合唱や声楽などの伴奏者として多数の演奏会に出演。現在、金沢市立犀生中学校教諭。
これまでの音楽講座と講師の紹介
20世紀音楽に造詣の深い作曲家でピアニストの、中村攝氏による作品解説と演奏による音楽講座は、前回の第12回音楽講座ピツェッティで、一区切りとなりました。
これまで、ブゾーニ、ブラッハー、ハルトマンなどの、イタリアとドイツの20世紀前半に活躍した作曲家に焦点をあて、かなり踏み込んだ内容で好評を得ました。
通常のコンサートではあまり聴く機会のない作曲家と作品ですが、知られざる名曲を知る楽しみは、また格別なものです。中村さんありがとうございました。
詳細は「これまでの活動」ボタンをクリックするとご覧になれます。
中村 攝 氏(なかむら おさむ)のプロフィール
作曲家・ピアニスト。
1959年、金沢市生れ。
3歳でピアノを始め、宮沢明子、吉村俊子、F.ライツィンに師事。
10歳で作曲家を志し、15歳で渡仏。
1979年、ラ・ロシェル国際コンクール第2位、
1985年、日本現代音楽コンクール審査委員長奨励賞。
1991年、村松賞(音楽・舞踊新人ベストテン)大賞。
金沢市文化活動賞。
1996年石川テレビ賞。
作曲を続ける傍ら、19〜20世紀の埋もれた名曲の発掘にも情熱を傾け、膨大な楽譜資料を収集、そのなかから次世紀に残すべき名作を厳選し、その一部のCD化を果たす。
ヒンデミットピアノ曲全集、アルカン選集(全8集)など約20枚のCD、LPを発表。
作品には管弦楽曲、室内楽曲、ピアノ曲を中心に約80曲がある。
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