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終了 展覧会

コレクション展 新春優品選 近現代工芸 2017年12月23日(土) ― 2018年2月5日(月)

概要

 今回の展示では、一階展示室にて開催中の企画展「森羅万象をまとう」にあわせ、そちらで展示しきれなかった木村雨山作品や雨山の弟子である水野博、そして同時代に活躍した談議所栄二や梶山伸の作品などを展示します。なかでも木村雨山《友禅黒地吉祥文振袖》と《友禅赤地吉祥文振袖》は、それぞれ黒と赤を背景に、松や色とりどりの花々、瑞鳥で埋め尽くすように染め抜かれ、新春にふさわしい豪華絢爛な作品です。
 その他の分野の展示でも、雨山と同時期に活躍した作家たちの作品をご覧いただきます。昭和30年に最初の重要無形文化財の認定(第1次:2月、第2次:5月)が行われ、雨山は重要無形文化財「友禅」保持者として認定されますが、期を同じくして認定された富本憲吉(色絵磁器)、石黒宗麿(鉄釉陶器)、松田権六(蒔絵)、前大峰(沈金)、上野為二(友禅)、初代魚住為楽(銅鑼)、堀柳女(衣裳人形)の作品を同時に展示します。
 昭和29年の文化財保護法改正により、かたちのない「わざ」そのものの価値が、芸術的にも評価されるようになりました。第一回の認定に選ばれた彼らは、最初の人間国宝たちともいわれます。今につながる人間国宝たちの、ひとつの原点である彼らのわざを、ぜひ堪能していただきたいと思います

開催日時

2017年12月23日(土) ― 2018年2月5日(月)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
休館日:12月29日~1月4日

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 360円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方、県立美術館友の会会員は団体料金でご覧になれます。
また、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持参の方、付き添いの方は無料です。

作品紹介

堀柳女《木彫衣裳人形「渦紋」》ほりりゅうじょ もくちょういしょうにんぎょう かもん

※一覧の作品画像は実際の比率ではありません。画像をクリックすると実際の比率で拡大画像が表示されます。

作品一覧

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