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終了 展覧会

優品選 近現代絵画・彫刻 2021年1月4日(月) ― 2021年2月7日(日)

概要

 昨年は全世界がコロナ禍に見舞われた年でした。本年は人類の底力をみせたいところです。令和3年最初の優品選のご紹介です。
 日本画は初夢にちなみ、近代日本画家による富士山を複数点展示します。見どころは、横山大観と竹内栖鳳の小品による東西対決です。さてどちらに軍配を上げますか。ところで縁起のよい初夢「一富士二鷹三茄子」は、後に「四扇五煙草六座頭」と続くそうです。
 油彩画からは岡田三郎助《樹間の家》を紹介します。岡田は明治2年佐賀に生まれ、黒田清輝の知遇を得て外光派を学びました。渡仏してラファエル・コランに師事し、官展を中心に活躍。東京美術学校や石川県工業学校などで多くの後進を育てました。《樹間の家》からは、温雅な作風を好み日本的風情の表現を大切にした岡田の作画姿勢が伺えます。
彫刻からは、野畠耕之介《途》を紹介します。なにかにもたれて立つ男性は、一息ついて休憩中でしょうか。野畠は、男性像によって写実を追究し続ける作家です。昭和56年、57年に、日展で特選を連続受賞していますが、本作はその2回目のものです。充実期の作品をお楽しみください。
 書は文字の造形を筆と墨によって、絵画とも通じ合う感覚で多彩な美観を育んできた世界です。今回は書における絵画的な表現として、北陸で前衛書の先頭に立つ表立雲の作品をご紹介します。また、筆さばきによって生じた色調やリズムなどを感じる素描・版画作品も併せて展示します。

展示作品リスト

開催日時

2021年1月4日(月) ― 2021年2月7日(日)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

第3展示室、第4展示室、第6展示室

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 370円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方は団体料金でご覧になれます。
県立美術館友の会会員、また身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持参の方とその介添えの方は無料です。

作品紹介

野畠耕之介《途》
野畠耕之介《途》のばたこうのすけ みち

※一覧の作品画像は実際の比率ではありません。画像をクリックすると実際の比率で拡大画像が表示されます。

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