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終了 展覧会

特別陳列 よみがえった文化財 2019年8月31日(土) ― 2019年10月7日(月)

概要

 石川県は、平成9年(1997)に石川県立美術館の付属施設として、地方公共団体として初めて、石川県文化財保存修復工房を開設しました。28年(2016)には、建物の老朽化に伴い美術館の広坂別館に隣接して新築移転しました。修復工房では、(一財)石川県文化財保存修復協会の修復技術者が、指定文化財をはじめとする多数の作品修復を手がけ、地元北陸の文化財修復の拠点となるべく実績を重ねています。
 本展では、主として昨年度手がけた指定文化財の修復作品を紹介します。その多くが修復後初公開の貴重な機会であり、修復工程も合わせて紹介いたします。また、当修復工房は日本で唯一、修復作業を常時ガラス窓越しにご覧いただくことができますので、展覧会と合わせて足を運んでいただき、本年創設60年を迎えた美術館の歴史とともに、北陸の文化財を守り伝えていくという地域に根ざした美術館と修復工房の活動を知っていだだく機会となれば幸いです。

主な展示作品
重要文化財 石黒信由関係資料(射水市・高樹会蔵)
富山県文 杉戸絵「唐獅子図・一角獣図」(勝興寺蔵)、釈浄融・性融法名 蓮如筆
白山市文 林西寺文書(林西寺蔵)
金沢市文 千石谷十七日講関係資料(千石谷十七日講保存会蔵)、蓮如影像
加賀市文 御霊屋地袋襖「獅子之図」(実性院蔵)
山水図屏風 伝狩野元信(当館蔵)

関連イベント
第5回修復工房セミナー

演題:文化財修理と文化財的価値の保存
講師:朝賀 浩 氏(京都国立博物館学芸部長・前文化庁主任文化財調査官)
日時:9月23日(月・祝)13時30分から
会場:美術館ホール(先着200名、申込不要、無料)

ギャラリートーク

9月16日(月・祝)および9月23日(日・祝)の午前11時より、展示室において修復技術者による作品解説を行います。観覧料が必要です。

開催日時

2019年8月31日(土) ― 2019年10月7日(月)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

第2展示室

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 370円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

 

※団体は20名以上。65歳以上の方は団体料金でご覧になれます。
また、県立美術館友の会会員、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持参の方、付き添いの方は無料です。

作品紹介

佐々木泉景《実性院御霊屋 地袋襖》より「獅子之図」(部分)、加賀市指定文化財
佐々木泉景《実性院御霊屋 地袋襖》より「獅子之図」(部分)、加賀市指定文化財ささきせんけい じっしょういんみたまや じぶくろふすま より ししのず

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作品一覧

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