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終了 展覧会

コレクション展(工芸) 新春優品選 2016年12月21日(水) ― 2017年2月12日(日)

概要

今回は第6展示室において、近現代工芸の新春優品選を行います。いつもご来館いただいている地元の方だけでなく、観光で訪れる方々や帰省で石川県に滞在する方々も楽しめるように、石川県に縁の深い作家の選りすぐった作品を展示します。
展示室に入ってすぐ正面で、蒔絵の人間国宝・寺井直次の《金胎牡丹蒔絵箱》をご覧いただきます。寺井が得意とする卵殻で、白漆地に大きく牡丹の花を配した意匠が印象的な作品です。右手の壁面には、北出塔次郎の陶片モザイク作品《樹映譜》、《樹海饗宴図》の二点を掛けて展示します。富本憲吉から大きな薫陶を受けたという北出の作品には、色彩や意匠構成など非凡な感性がうかがえます。
展示室奥の移動ケースに配した、木工芸の人間国宝・川北良造の《欅造食籠》は、平成3年の台風で倒れた兼六園の欅材を用いた作品です。当時川北に託された材は、県内の優れた木工作家たちで分け合いましたが、その内の1人、福田芳朗の《欅捩梅象嵌三段重》を隣に展示し、全く別の作品となった一本の欅材が20数年ぶりに邂逅します。また壁面ケースの奥には、近代工芸作家による茶道具の取り合わせ展示を行います。年末と年始で少しずつ作品を入れ替えますので、興味のある方は何度かお越しいただければ幸いです。
第5展示室では同時期に、東京国立近代美術館工芸館の所蔵品を展示します。同じ作家の作品もありますので、どうぞ併せてご覧ください。

開催日時

2016年12月21日(水) ― 2017年2月12日(日)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

第6展示室

観覧料
観覧料一般大学生高校生以下65歳以上
個人360円290円無料290円
団体290円230円無料290円

※団体は20名以上。65歳以上の方、県立美術館友の会会員は団体料金でご覧になれます。
また、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者福祉保健手帳を持参の方、付き添いの方は無料です。

作品紹介

吉田美統《釉裏金彩大山蓮花文鉢》よしたみのり ゆうりきんさいおおやまれんげもんはち

※一覧の作品画像は実際の比率ではありません。画像をクリックすると実際の比率で拡大画像が表示されます。

作品一覧

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