夏休み親子で楽しむ美術館 ふしぎがいっぱい

 第4展示室
  平成22年7月22日(木)〜9月4日(日) 会期中無休     

 夏休みの特集展示「夏休み親子で楽しむ美術館」。今年度のテーマは、「ふしぎがいっぱい」。美術館の所蔵している作品の中から、「ふしぎな生き物やモノ」「ふしぎな風景」「ふしぎな場面」などを表現した作品を集めてみました。
 展示会場となる第4展示室には・・・人の顔や風景を、どうしてこのように描くのだろうと思うような作品。意外なテーマやモティーフに驚くような作品。この作品は何を表しているのだろうと考えこんでしまうような作品など、ふしぎな作品がいっぱいです。
 自分や友だちの描き方とは違う、見方が違う、考え方が違う「ふしぎ」な作品の数々・・・。このように、「ふしぎがいっぱい」の展示室は、いろいろな考え方や感じ方と出会うことができます。
 みんなの顔が違うように、人の感じる心もそれぞれ違います。同じ作品を目の前にしても、「どこがふしぎなのか」「どうしてふしぎなのか」について思っていることは、それぞれ違うかもしれません。
 今回の展示も昨年度の「親子でつむぐ22の物語」に引き続き、親子や友だちと「ふしぎ」についてたくさんおしゃべりしながら鑑賞していただけたらと思っております。誰かとおしゃべりしながら作品を見てみると、一人で見ている時よりも、きっとその作品についていろんなことが見えてくることでしょう。

 
No
分野 作者名 作品名 制作年 初出展覧会等
1
陶磁 南雲 龍 風雪の碑 昭和55 第12回日展(改組日展)特選
2
陶磁 南雲 龍 大地悠久 昭和58 第15回日展(改組日展)特選
3
陶磁 初代宮川香山 釉下色絵群虫図花瓶 明治27  
4
染織 成竹登茂男 群れ 昭和41 第9回日展(新日展)
5
染織 堀 友三郎 古代を憶う 昭和47 第4回日展(改組日展)
6
人形 井口十糸 木芯桐塑人形「野の精」 昭和57 第58回日本伝統工芸展
7
日本画 石川 義 不思議やなあ 昭和49 のんのん展
8
日本画 中村 徹 昭和62 第19回日展(改組日展)特選
9
油彩画 加藤安佐子 昭和58  
10
油彩画 庄田常章 青年哲学 昭和  
11
油彩画 高光一也 千芽礼賛 昭和32 第43回光風会展
12
油彩画 中村静勇 虚飾 昭和53  
13
油彩画 畑 尚治 己曼荼羅−樹間 平成18 第60回二紀展
14
油彩画 古川道泰 日記1 平成6  
15
油彩画 吉田冨士夫 交霊術 HARP 平成8 第50回記念二紀展第50回記念賞
16
アクリル画 大場吉美 雲を食べた男 平成18 第52回一陽展
17
アクリル画 上条陽子 女神 平成5  
18
アクリル画 白尾勇次 緊張の刻 昭和61 第12回日本国際現代美術家協会展
19
アクリル画 長野祥三 TORSO 昭和60  
20
漆絵 高澤七郎 進化 昭和60頃  
21
印刷 西田洋一郎 カーニバル幾何広場 平成13  
22
素描 伊東 哲 すずめが7羽 昭和40  
23
素描 伊東 哲 曲芸師 昭和40  
24
版画 勝本冨士雄 三つの菱形 昭和41  
25
版画 三尾公三 NIGHT 昭和47  
26
彫塑 木戸 修 スパイラルリング#3 平成3  
27
彫塑 木村珪二 鳴器 昭和45 第46回白日会展
28
彫塑 末政哲夫 正三角形の内と外 平成10 第52回二紀展
29
彫塑 田中太郎 目鼻のある胴体 昭和54  
30
浮世絵 歌川国芳 みかけハこハゐがとんだいい人だ 江戸  
31
浮世絵 河鍋暁斎 狂斎百狂 どふけ百万編 安政  


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