9月28日(木)〜11月12日(日) 会期中無休
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●特別陳列 現代漆芸界の巨匠である、重要無形文化財保持者(人間国宝)大場松魚氏は今年卒寿を迎えられました。大正5年、祖父の代よりの塗師の家に生まれた大場氏は、石川県立工業学校図案科を卒業した後、父宗秀についてきゅう漆の基礎を習得します。その後、昭和18年、第2次世界大戦の最中、東京に出て、郷里金沢出身の漆芸家松田権六氏に指導を受け、2年後、再び故郷である金沢に戻り、作家として本格的に活動を始めます。蒔絵の中でも、当時あまり行われていなかった平文技法を探求し、気品あふれる格調高い漆芸世界を築き、昭和57年には蒔絵で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されています。 |
平文輪彩箱 |
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