[古美術部門]  第1・第2展示室、前田育徳会展示室 (2F)

平成17年5月19日(木)〜6月12日(日)  AM9:30〜PM5:00(入館は4:30まで) 
国宝色絵雉香炉 重要文化財色絵雌雉香炉

第1展示室−国宝色絵雉香炉、重文色絵雌雉香炉
   
前田育徳会展示室甲冑と陣羽織  作品一覧へ→
     
第2展示室加賀能登の名宝(後期) 作品一覧へ→
 
 [近現代美術部門]  第3〜第6展示室 (2F)
平成17年5月19日(木)〜6月12日(日)  AM9:30〜PM5:00(入館は4:30まで) 
第3展示室−特集 優品選 油彩画・素描   作品一覧へ→
  

鴨居玲「1982年 私」:小絲源太郎「春闌」:高光一也「フードの女Ⅰ」:中村研一「家居」
宮本三郎「熱叢夢」:村田省蔵「麦秋」:山口操助「雲崗石窟」 ほか

第4展示室−特集 優品選 彫塑・油彩画   作品一覧へ→
  

矩幸成「春を包む」:坂坦道「話」:富永直樹「大将の椅子」:吉田三郎「山羊を飼う老人」
白尾勇次「緊張の刻」:田賀亮三「黎明に」:脇田和「オダリスク」 ほか

第5展示室−特集 優品選 工芸   作品一覧へ→
  

板谷波山「紫金磁葡萄彫紋花瓶」:大場松魚「平文花文小箪笥」:木村雨山「友禅訪問着石橋」
初代魚住為楽「砂張銅鑼」:川北浩一「神代欅盛鉢」:西出大三「截金彩色鶏の合子」 ほか

第6展示室−特集 優品選 日本画   作品一覧へ→
  

上田珪草「埴輪」:梅川三省「海の伝説」:紺谷光俊「桜下人物図」:坂根克介「帽子の女」
下村正一「送電柱」:西山英雄「残照」:横山大観「長江の朝」 ほか

 以上2階常設展示部門 観覧料
 
   ◆観覧料=一般350円 (280円) 大学生280円 (220円) 高校生以下無料
                    (  )内は20名以上の団体料金
企画展示室情報
第7〜9展示室  弘法大師空海 その信仰と名宝展
   会期:5月19日(木)〜6月12日(日) 会期中無休

 

高野山は、宗祖弘法大師空海により、弘仁7年(816)に開創以来、真言密教の修禅の霊山として、また宗派や身分を超えて多くの人びとが篤い信仰を寄せる弘法大師信仰の霊場として、今日に至るまで日本の宗教文化、さらには日本の精神文化の根幹を支えている聖地です。そして今もなお、歴史的な宗教行事の継承、宗教的霊域を保持する森林景観の維持が十全になされている高野山が中心となり、平成16年に「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産に登録されたことで、日本のみならず世界の文化遺産として、さらに多くの人びとの心のよりどころとなりました。

 そこで、前田家歴代藩主も深く帰依し、また戦中戦後にかけて高野山大学の学長、高野山真言宗管長、金剛峯寺座主を歴任した金山穆韶師は富山県大山町出身という縁もある北陸の地においても、世界遺産登録を祝し、弘法大師空海と高野山の歴史と文化をたどるため、「山の正倉院」とも呼ばれる高野山に伝わる国宝23件をはじめとする数多くの密教美術、日本美術の貴重な文化財の中から、国宝6件、重要文化財28件を含む文化財80点を、今回初めて公開することとなりました。

これらのかけがえのない文化遺産との出会いが、この地でも育まれてきた弘法大師、そして高野山への信仰の歴史を今一度再確認するとともに、未来に向けて信仰とそれを支える精神文化を、さらに継承してゆく貴重な機会となることを願うものです。  

  これらのかけがえのない文化遺産との出会いが、この地でも育まれてきた弘法大師、そして高野山への信仰の歴史を今一度再確認するとともに、未来に向けて信仰とそれを支える精神文化を、さらに継承してゆく貴重な機会となることを願うものです。  

  ◆観覧料 一般・大学生 1,200円、中・高生 800円、小学生 600円
  連絡先 金沢市香林坊2−5−1 北國新聞社事業局  電話 076-260-3581