第7・8・9展示室  よみがえる中国歴代王朝展
会期:8月27日(金)〜9月20日(月・祝) 会期中無休

 

 
  中国には、殷、周、秦、漢、三国、隋、唐、宋、元、明、清など数々の王朝興亡の歴史があり、現代に至るまでの4千年という悠久の時の流れは、これまで多くの文化をつむぎ上げ、芸術の花を咲かせてきました。

 21世紀は中国を中心とした「アジアの世紀」といわれます。特に今年は、中国建国55周年にあたり、政治、経済だけでなく、文化面でも世界各国から関心が高まっています。このような機運の中、中国の歴史文化の礎となった殷代から宋代にわたる約3千年間にスポットをあて、歴代の王朝を特徴づける帝王陵墓発掘文物を集めた展覧会を開催します。

 本展は、北京の中国国家博物館をはじめ、中国全土の博物館、研究所が所蔵する青銅器、玉器、石彫、木彫の祭器から遊具までの重要文物100件を一堂に公開します。始皇帝陵墓の兵馬俑はもちろん、春秋時代の大編鐘、漢代の金縷・銀縷の玉衣など、日本の国宝に相当する一級文物24件を含む名品が一堂に並びます。

 ぜひこの機会に、実物で感じる中国の歴史と文化の奥深さをお楽しみ下さい。

                         
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  ◆観覧料=一般大人1,200円(900円)・中高生800円(500円)・小学生600円(300円)
        (  )内は20名以上の団体料金/石川県立美術館友の会会員は会員証掲示により団体料金
  連絡先 金沢市香林坊2−5−1  北國新聞社事業局  電話 076-260-3581