平成16年10月29日(金)〜11月7日(日) 会期中無休                前のページへ戻る

第51回日本伝統工芸展金沢展


 わが国は、四季の気候条件に恵まれ、多様な自然環境を形成し、またその中で各地の風土に根ざした工芸品を生み出し、世界に誇る伝統工芸の盛んな国として知られています。そして、その伝統技術を大切に伝承し発展させてきました。

  本展は、この優れた伝統技術の保護と後継者の育成、ならびに伝統工芸に対する普及を目的として開催しているもので、文化財保護法の趣旨にそって昭和29年に第1回展を開いてから、今年で51回を数えます。金沢展は第10回展より開催しており、今年で42回目となります。

 今回は、陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸(七宝・硝子・瑪瑙細工・截金・撥鏤等)の7部門の入選作品738点のうちから、重要無形文化財保持者、受賞者等の基本作品と石川県、富山県、福井県、その他の県の入選作品を含めて約350点を展示します。



寺井直次 金胎蒔絵箱飛翔





日本工芸会奨励賞
磁の箱「笹生」 武腰潤


  主な出品作家

   陶芸 徳田八十吉(重)、吉田美統(重)、中田一於(特)
   漆芸 大場松魚(重)、前史雄(重)、小森邦衞(特)
       向井武志(特)、中野孝一(特)、市島桜魚(特)
   金工 魚住為楽(重)、中川衛(重)、大澤光民(鑑)
   木竹工 川北良造(重)、林哲三(鑑)

    重=重要無形文化財保持者、鑑=鑑査委員、特=特待者
 記念講演会

 「人形と私」
  講師:林駒夫氏
  (重要無形文化財「桐塑人形」保持者)

 日 時:10月31日(日) 午後1時30分〜
 会 場:石川県立美術館ホール
      聴講無料
 

列 品 解 説
日時 午前11時〜 午後1時30分〜
10.29   木竹工 水上隆志
10.30 金工  魚住為楽 染織  坂口幸市
10.31 金工  畠 春斎  
11.1 木竹工 灰外達夫 漆芸  向井武志
11.2 陶芸  中田一於 漆芸  小森邦衞
11.3 陶芸  宮西篤士 人形  紺谷 力
11.4 漆芸  中野孝一  
11.5 漆芸  前 史雄 染織  毎田健治
11.6 陶芸  吉田美統 金工  中川 衛
11.7 木竹工 川北良造 総合  南 俊英
 ◆観覧料=一般600円 (500円) 大学生400円 (300円) 高校生以下無料
                    (  )内は20名以上の団体料金
   
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