[古美術部門] 　第１・第２展示室、前田育徳会展示室　（２Ｆ）

　
　 日展は長い伝統を持ち、所属作家層の厚さと優れた作品で知られ、日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の日本美術の各分野を網羅し、わが国最大・最高水準の総合美術展として親しまれています。
　日展は明治40年の「文部省第1回美術展」として発足以来、90余年の歴史を持ち、この間、その時々の改革を重ねながら、常にわが国美術界の中核として日本美術文化に貢献してきました。今回は昭和44年の改組から数えて35回目の展覧会となります。
　金沢展は2年ぶり18回目の開催で、東京の本展力作の中から、日本芸術院会員、日展理事、評議員、会員などの秀作と、内閣総理大臣賞、日展会員賞、特選などの受賞作品あわせて約300点を選抜して基本作品とし、これに石川県関係の119人の入選作品を加えて、一堂のもとに展示するものです。