第7・8・9展示室  ミレー、コロー   バルビゾンの巨星たち展
                       会期:7月25日(金)〜8月17日(日) 会期中無休

 

     フランソワ・ミレー
        「畑からの帰り」1873

 
  19世紀の中頃、都会の喧噪を離れパリ郊外のフォンテーヌブローの森の近く、バルビゾン村に移り住み、付近の自然の美しいたたずまいや農民の暮らしを描いたバルビゾン派の画家たち。彼らは屋外での観察にもとづく自然主義的な視点を貫き、のちに誕生する印象派の先駆けとなりました。なかでも、農民たちの日々の営みを真摯なまなざしで見つめたミレー、自然の風景を豊かな抒情で謳いあげたコローは、ともに後世の画家たちに深い影響をおよぼしています

 本展では、ミレー22点、コロー18点を中心に、ルソー、ディアズ、トロワイヨン、デュプレ、ドービニー、ジャックらバルビゾンの七星、そして写実主義の巨匠クールベなど、31作家による103点の名画を一堂にご紹介いたします。

 主な出品作品
  ミレー  畑からの帰り(1873)   井戸から戻る女(1855-60頃)
  コロー  鳥の巣を捕る子供たち(1872-73頃)
  ブルトン 夕暮れの叫び声(1889)

                         
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  ◆観覧料=一般1,100円 (900円) 高大生700円 (500円)  小中生600円(500円) 
        (  )内は20名以上の団体料金/石川県立美術館友の会会員は会員証掲示により団体料金
  連絡先 金沢市香林坊2−7−15  北陸中日新聞事業部  電話 076-233-4642