絵本画家として知られるいわさきちひろは、平和と子どもの幸せを願い、子どもを生涯のテーマとして描き続けました。

　本展は、ちひろ美術館所蔵品の中から、初期から晩年に至るまでの代表的な水彩画、素描等約120点を展示し、ちひろの画業を回顧するものです。さらに復元されたアトリエや折々に語られたちひろの言葉、またちひろに影響を与えた画家たちの作品などもあわせて紹介し、人間の優しさを描き続けた画家いわさきちひろの人間像にも迫ります。

　主な出品作品
　　手を組む少女　1940年代後半
　　「戦火のなかの子どもたち」たたずむ少年　1972年
　　「ゆきのひのたんじょうび」赤い毛糸帽の少女　1972年

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