日本芸術院会員
大樋長左衛門の世界

4月25日(木)〜 5月19日(日)会期中無休 AM9:30〜PM5:00(入館は4:30まで)
飾りのある花器 大樋長左衛門 
   江戸時代から続く伝統ある大樋焼の茶陶作りを受け継ぐとともに、日展を中心に意欲的な展覧会活動を行いながら陶壁も多く制作するなど、精力的な創作活動をしているのが大樋長左衛門氏です。
 大樋焼特有の飴釉はもとより、三島手や唐三彩をはじめとして白釉から鉄釉まで多彩な釉技と、洒脱な感覚にあふれる卓抜な造形力をあわせもった作品群を次々に発表し続けています。
 今回の展覧会では、初期作品から最新作までを一堂に会し、たゆまない努力と創造の足跡と、到達した新しい表現世界をあわせて紹介するとともに、古典をよく咀嚼し現代感覚にあふれた作品の魅力を再確認するものです。
 
 
  観覧料● 一般350円(280円)/大学生280円(220円)/高校生以下無料
( )内は20名以上の団体料金
  主  催● 石川県立美術館  
  講演会● 5月12日(日) 午後1時30分〜 会場:当館ホール聴講無料
●●●● 演題 :「私の作陶人生」● ● 講師:大樋長左衛門氏 
     
  ◆主な出品作品◆  
  緑彩鶏文壺/飴釉角のある花器 金沢大学蔵/加彩「ひさご」 大樋美術館蔵    
  三彩花器/双魚冨久置物 大樋美術館蔵/黒絵魚文丸壺 石川県立美術館蔵  
  大樋飴釉茶碗 石川県兼六園管理事務所蔵