平成13年度の新聞社・団体等主催展 (1)
第57回現代美術展 主催(財)石川県美術文化協会・北國新聞社  4/2(日)〜17(月) 第3〜9展示室
  本県最大の美術総合展。日本画・洋画・彫刻・工芸・書・写真の各分野から、900点あまりの作品を展示します。
観覧料  一般800円 大高生600円 中小生500円
連絡先 金沢市香林坊2−5−1北國新聞社事業局 Tel076-260-3581
終わりなき記憶の旅 デ・キリコ展 主催 北國新聞社 6/1(金)〜24(日) 第7〜9展示室
 

ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)変転の生涯の作品約100点による回顧展。
 現実にはありえない不思議な風景を描き、「形而上絵画」の創始者となったジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)は、20世紀イタリア美術のなかでもっともなじみ深い作家の一人で、マグリット、ダリ、デルヴォーなどのシュルレアリスム絵画の成立に大きな影響を与えました。
 本展は、形而上絵画の原点とされる1920年代の作品から、様々な形態を模索し、変貌と研鑽をかさねながら原点に回帰した晩年までの作品約100点を、7つのテーマに分け、謎に満ちたキリコ芸術の軌跡をたどるものです。


観覧料  一般1,200円(前売1,000円)/中学・高校生800円(前売600円)/小学生500円(400円)
20名以上の団体は前売料金の各100円引
*友の会会員は受付での会員証提示により団体料金

連絡先 金沢市香林坊2−5−1北國新聞社事業局 電話076-260-3581
第31回 日彫北陸展 主催 北陸日彫会   6/29(金)〜7/3(火) 第7〜9展示室
  日本彫刻会は、清新にして健全なる芸術の振興を期し、公募による日彫展を開催し、一貫して新人の育成と造形芸術の向上に力を尽くしています。本展は、4月に東京都美術館で開催した第31回日彫展の作品から、芸術院会員をはじめ日彫会役員の秀作、受賞作を中心とする基本作品60点と、石川・富山在住の会員、一般の地元作品40点、計100点を選び展示します。
 橋本堅太郎(芸術院会員・理事長)の「希」など、わが国を代表する作品がそろい、地元では、得能節朗(北陸日彫会長)の「祭だ、祭だ…」、努力賞を受賞した中川伸明(石川)の「バンダナの女」などを公開します。
観覧料  一般500円(団体400円)/大学・高校生300円(団体200円) /中学・小学生200円(団体100円)
 団体は20名以上  *友の会会員は受付での会員証提示により団体料金
連絡先  金沢市弥生2-16-28 得能節朗
第87回光風会展金沢展  主催光風会石川  7/6(金)〜10(火)  第7〜9展示室
  光風会は、大正元年の創立で、数多い美術界にあっ て最も古く、豊かな歴史と伝統を持つ美術団体です。 そのモットーは具象を基本にしながらも常に新しいレ アリズムの追求に情熱を燃やし続けることです。今回 の金沢展は今春東京都美術館で開催された中から基本 作品105点と本県在住作家の作品44点、計149点を展示いたします。
観覧料 一般700円(500) 大高生400円(300)中小生無料 ( )内は団体料金
※当館友の会会員は会員証提示により団体料金
連絡先 金沢市窪1-13 光風会石川連絡所 細川絋關
第29回日本の書展   7/13(金)〜17(火) 第7〜9展示室
  日本芸術院会員の村上三島氏、杉岡華邨氏、小林斗あんなど、現代書壇代表約80人の作品を一堂に展示 し、あわせて石川県書美術振興会会員約200人も含め、およそ280点の作品を展示します。
観覧料 一般500円 高大生300円 小中生100円
※当館友の会会員は、会員証提示により一般400円
連絡先 金沢市香林坊2−5−1北國新聞社事業局 電話076-260-3581
第15回日本新工芸石川会展  7/20(金・祝)〜24(火) 第7展示室
  日本新工芸家連盟は、工芸の原点を見つめ、個々の家が素材を充分に生かし技術を駆使して、現代に望 まれている生活と美との調和をテーマとして制作活動 を続けています。石川会展も15回を迎えることが出ました。会員一同、一層の努力を重ねております。 より多くの方々にご高覧、ご批判を戴きたいと念願しております。
観覧料 一般600円 大学生以下300円
※当館友の会会員は、会員証提示により300円
連絡先 金沢市宮野町ト74 戸出克彦
 
第43回北陸創造展  7/20(金・祝)〜24(火) 第8・9展示室
  北陸創造美術会は、各作家がその主体性に基づくオ リジナルな芸術を創造するために、最も自由で活動的 な研鑚の場を作ることを目的としています。6月上旬東京都美術館で行われた創造展に入選した作品を中心 に、北陸支部会員百余名が、5部門(洋画・日本画・ 染織画・彫刻・陶芸)にわたって展示します
入場無料
連絡先 小松市遊泉寺町ホ120  辻 実
生誕240年 北斎展  7/28(土)〜8/19(日) 第7〜9展示室
  幕末に、江戸で活躍した浮世絵師・葛飾北斎は、存命から西欧に紹介され、印象派の画家など、多くの芸術家に多大な影響を与えた画人として知られます。本展は、90歳で亡くなった北斎の肉筆画、画稿、錦絵、摺物、 絵暦、版本などの代表作約200点を幅広く展観し、そのすぐれた画業を概観しようとするものです。
観覧料 一般1,200円 高大生800円 小・中生600円 団体料金は各200円引
※当館友の会会員は、会員証提示により団体料金扱い
連絡先 金沢市香林坊2-7-15  北陸中日新聞事業部 電話076-233-4642
第11回北國水墨画展  8/24日(金)〜28日(火) 第7〜9展示室
  石川県内の水墨画愛好団体を網羅した統一展です。 近年、愛好者の増加と作品の向上が著しい県水墨画界 の結束を図るとともに、愛好者拡大を目指すねらいの 展覧会で、作品は広く愛好者から公募して審査し、入 選、入賞作に加えて委嘱作品も併せて展示し、水墨画 の魅力を伝えるものです。
観覧料 一般・大・高生500円 (400円)  中学生以下無料
( )内は団体料金 ※当館友の会会員は、会員証提示により団体料金
連絡先 金沢市香林坊2—5—1北國新聞社事業局  電話076—260—3581
第86回二科展金沢展 11/15日(木)〜26日(月)   第7〜9展示室
  二科展を平成10年以来3年ぶりに金沢で開催いたし ます。絵画では理事長の鶴岡義雄(日本芸術院会員)、 吉井淳二(文化勲章受章者)、織田廣喜(日本芸術院 会員)や彫刻の淀井敏夫(文化功労者)らの各氏の重 鎮に加え、写真でも秋山庄太郎、大竹省二各氏らの人 気作家が出品します。
観覧料 一般900円 中高生700円 小学生500円  (団体料金は各200円引き)
※当館友の会会員は、会員証提示により団体料金
連絡先 金沢市香林坊2−5−1北國新聞社事業局  電話076—260—3581
アート・ナウKANAZAWA
    第40回記念北陸中日美術展
  11/29日(木)〜12/9日(日) 第7〜9展示室
  現代美術の創造を目指す本展は、新人作家の登龍門 として幾多の新進作家を送り出しており、毎年、個性 豊かな力作が数多く出品されます。 全国から応募のあった作品を、美術評論家・針生一 郎氏、多摩美大教授・建畠晢氏の両先生に審査してい ただき、選ばれた作品約150点を展示します。
観覧料 一般・大高生 900円(700円) 中学生以下無料
( )内は団体料金 ※当館友の会会員は、会員証提示により団体料金
連絡先 金沢市香林坊2−7−15 北陸中日新聞事業部  電話076−233−4642
第47回一陽展 金沢展 12/12日(日)〜17日(月) 第7〜9展示室
  今秋、東京都美術館で開催された第47回一陽展の出品作品より選抜された基本作品と北陸三県在住作家の地元作品の油彩画・アクリル画・版画・彫刻の120余点を 展観します。一陽会は表現様式のいかんを問わず多彩な作家群を擁し、抽象と具象の多彩な作風が競合する展覧会です。ベテラン作家の秀作から尖鋭な若手作家の力作 をご鑑賞下さい。また、長年にわたり一陽会北陸支部長を務められ、石川の美術界にも貢献された故中村秀雄委員(昨年12月逝去)の遺作も展示します。
主な出品作家
〔絵画〕大石可久也 勝一晃 北山泰斗 棚瀬修次森秀雄 大場吉美 故中村秀雄 酒井幸雄 判三教野中未知子 安田淳〔彫刻〕植木力 阿部雪子
観覧料 一般700円 大学生500円 高校生以下無料(団体料金は各200円引き)
※当館友の会会員は、会員証提示により団体料金
連絡先 金沢市粟崎町2−86 大場吉美方北陸支部事務所
第86回公募写真展研展  12/19日(水・午後1時より)〜23日(日)  第7展示室
  東京写真研究会が主催する研展は、本年86回目を迎えます。本北陸部展では、会員の部より119点、公募の部より61点の合計180点を紹介します。本年、会員・公募の両部門において、県内在住者が最 高賞を受賞しました。会員の部では文部科学大臣賞に大橋吉郎、公募の部では東京都知事賞に宮下和子の両氏が輝いています。その他、会員の部では研展賞に橋端 末治、公募の部では東研賞に津田朝子、東研奨励賞に中村省三・堀江俊明・中嶋雄二の各氏が受賞しました。
入場無料
連絡先 金沢市野町4−9—13 内島一郎
第25回日創展&新院展選抜金沢展  12/20日(木)〜23日(日)  第8・9展示室
  同展は襖絵、屏風絵を始め日本画を中心に公募した作品の中より約70点を展示。金箔、砂子等の技法を生かした、会長丹羽俊夫の襖絵五枚組の大作を始め、20才代から80才代の幅広い年齢層の会員の作品 が、日本画の流れを見せています。また丹羽俊夫が審査運営委員長を担当している新院展(東京)の作家の作品も、約40点を選抜して展示します。
主な出品者 丹羽俊夫 三宅厚史 今村文男 北出朝之 保科 誠 作田保夫 柴田輝枝 南 好乃中村勝代 桟 勝正 石井宝山 真浄光葉
入場無料
連絡先 金沢市窪1−223 丹羽俊夫