彫刻家
吉 田 三 郎 展

4月28日(土)〜 5月27日(日)会期中無休 AM9:30〜PM5:00(入館は4:30まで)
山羊を飼う老人 吉田三郎 昭和18
   大正から昭和30年代にかけて活躍し、文展・帝展・日展を舞台に日本彫刻界の中心的役割を果たした彫刻家・吉田三郎の回顧展を開催します。
 明治22年、金沢に生まれた吉田三郎は、石川県立工業学校で板谷波山に学び、東京美術学校に進んで北村西望らと席を同じくしました。
 卒業後は朝倉文夫のもとで朝倉塾の中心として活躍、徹底した写実を貫き、ロダンやムニエなどの西洋彫刻の影響を受けつつも、東洋的な静寂をたたえた独自の作風を確立し、確固たる地位を築いていきました。
 本展は、吉田氏の40年にも及ぶ制作活動を振り返るとともに、東京美術学校、朝倉塾、白日会でともに学んだ作家達の作品を展示し、吉田芸術の全貌を探るものです。
 
 
  観覧料● 一般800円(650円)/大学生500円(400円)/高中小生300円(200円)
( )内は20名以上の団体料金
  主  催● 石川県立美術館  
  講演会● 4月29日(日) 午後1時30分〜 会場:当館ホール聴講無料
●●●● 演題 :「父・吉田三郎を語る」● ● 講師:吉田 渉氏 
     
  ◆出品作家と主な作品◆  
  吉田三郎 【老抗夫】【山羊を飼う老人】【杜若】  
  板谷波山 【少年少女像】   青木外吉 【農夫像】   朝倉文夫 【墓守】  
  北村西望 【アダム】   建畠大夢 【悶へ】   都賀田勇馬 【銭屋五兵衛像】  
  松田尚之 【想】   木村珪二 【鰯雲】   堀  義雄 【自刻像】  
  伊藤五百亀 【渚】   中村晋也 【ミゼレーレⅥ】