第7・8・9展示室  第52回日本伝統工芸展金沢展
平成17年10月28日(金)〜11月6日(日)  AM9:30〜PM5:00(入館は4:30まで)

 伝統工芸展チラシ
    

 

 
我が国は、四季の気象条件に恵まれ、多様な自然環境を形成し、またその中で各地の風土に根ざした工芸品を生み出し、世界に誇る伝統工芸の盛んな国として知られています。そして、その伝統技術を大切に継承し発展させてきました。

 本展は、この優れた伝統技術の保護と後継者の育成ならびに伝統工芸に対する普及を目的として開催しているもので、文化財保護法の趣旨にそって、昭和29年に第1回展を開いてから、今年で52回を数えます。金沢展は、第10回展より開催しており、今年で43回目となります。

 今回は、陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・その他の工芸(七宝・硝子・瑪瑙細工・截金・撥鏤等)の7部門の入選作品736点の内から、重要無形文化財保持者、受賞者等の基本作品と石川県、富山県、その他の県の入選作品を含めて357点を展示します。

主な出品作家
 陶芸 徳田八十吉・吉田美統
 漆芸 大場松魚・前史雄
 金工 魚住為楽・中川衛
 木竹工 川北良造
  
    ◆観覧料=一般600円 (500円) 大学生400円 (300円)  高校生以下無料
                   (  )内は20名以上の団体料金
講演会

10月30日(日) 午後1時30分〜
演題 「木工芸について」
講師 中川清司氏(重要無形文化財「木工芸」保持者)
会場 石川県立美術館ホール 聴講無料