平成23年度 展覧会スケジュール
平成23年度スケジュール表→
当館主催の企画展
 
佐伯祐三 自画像 1917年 笠間日動美術館蔵
佐伯祐三 自画像 大正6年
笠間日動美術館蔵
セルフ・ポートレイト展
−キャンバスの中の巨匠たち−

 
4月24日(日)〜6月12日(日)

セルフ・ポートレイト(自画像)は、画家が自己と語り合い、おもむくままに自分の顔や姿を描いたものです。それゆえ、巨匠・名匠の心の内をたどる格好の作品といえます。
本展では、藤島武二や梅原龍三郎、安井曾太郎などの巨匠から、萬鉄五郎、佐伯祐三など、60作家の自画像、そして画家の創作の秘密をも窺わせるパレットと作品を併せ、65作家122点をご覧いただきます。


料金:2階コレクション展含め、全館ご覧になれます。
一 般:800円(600円)、大学生:600円(400円)
高中小生:200円(100円) ( )内は20名以上の団体料金

   

 
牡丹沈金五段重 
牡丹沈金五段重  

 前大峰 沈金花壇文飾筥
  前大峰 沈金花壇文飾筥

 
地域文化が育んだ
美術館・博物館の名品展

 
9月11日(日)〜10月23日(日)

日本各地にはそれぞれの地域の歴史、文化の違い、また設立の経緯などにより、特色のある美術館・博物館が多数あります。
本展は地域の文化に根ざした文化財・美術品およびそれぞれの地域にゆかりある作家の作品を収蔵・展示する北信越・関東・中京・関西を中心とした公立美術館・博物館の収蔵品の中から代表作を展示し、日本美術を概観するとともに、名品を鑑賞していただくものです。
なお、本展は会期中に開催される第59回全国博物館大会の協賛展です。

   
狩野常信 七人猩々図
狩野常信 七人猩々図
 
古美術優品展
−山川コレクションを中心とした
茶の湯の美−
1月4日(水)〜2月5日(日)

石川県立美術館の顔ともいえる国宝「色絵雉香炉」(野々村仁清作)を筆頭に、当館古美術部門の根幹をなす山川コレクションは、金沢の素封家山川家の三代に渡る収集品です。
山川家三代庄太郎氏の没後50年に際し、藩政時代より培われた美意識を象徴する数奇者山川家の伝来品を中心に公開いたします。加賀の茶道文化の伝統と継承をご覧ください。

 
当館主催の特別陳列

西山英雄 残照
西山英雄 残照 昭和57年
 
西山英雄と一門展
7月16日(土)〜9月6日(火)

日本芸術院会員の日本画家西山英雄は、昭和47年より52年まで金沢美術工芸大学教授として、多くの後進を育成しました。
本展は師の西山とその門下生の作品を通して、石川日本画の潮流をご覧いただくものです。

   

橋本仙雪 蘇芳染竹網代飾箱 昭和54年
橋本仙雪 蘇芳染竹網代飾箱
昭和54年
竹工芸 橋本仙雪
−古典とモダンのはざまに−
10月27日(木)〜11月20日(日)

橋本仙雪は、古典的な竹工芸の研究に基づく、独自の工夫を凝らした美しい網代細工の作品を作り、日本伝統工芸展を中心に出品を続けました。
本展では展覧会出品作に加え、茶道具や花器などを展示し、実用と美を兼ねた創作活動の歩みを紹介します。

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