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終了 展覧会

近現代絵画 日本画のてびき 技法、趣向、エトセトラ 2020年10月23日(金) ― 2020年11月15日(日)

概要

「ところで日本画ってなに?」 
 これが本特集展示のコンセプトです。普段、あたりまえのように日本画と呼ばれるものを展示しているのですが、ふと行き当たるこの疑問。「日本画とは何なのか」などと大上段に構えるのではなく、だれもが知っているようでよくわからない「日本画のいろは」について、展示を通してご覧にいれたいと思います。
 日本人が自ら描いている作品を、「日本画」だと意識するようになったのは明治に入ってからのこと。幕末から明治初頭に水彩、油彩等で描かれた海外作品いわゆる「洋画」が移入されるまでは、絵を描いているという意識はあってもそれが「日本画」だという意識はありませんでした。「洋画」が移入され、「日本画」はその対概念として確立したのです。ちなみにこの「日本画」ということばの出現は、明治15年にフェノロサが行った講演『美術真説』が初めてといわれています。展示では、このような歴史と概念にも作品を通して触れてみます。
 また、「日本画」を具体的に形づくる、主題やモノについても見ていきます。古来とりあげられてきた伝統的な主題をはじめ、日本人の遊び心ともいえる「見立て」についても紹介します。またモノとしては日本画に使われる画材をはじめ、紙や絹などの支持体、さらには屏風から額装にいたる種々の形態についてもご覧いただきます。だれもが知っているようで、よくわからない「日本画のいろは」をご紹介します。

展示作品リスト

開催日時

2020年10月23日(金) ― 2020年11月15日(日)
9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
会期中無休

会場

第6展示室

観覧料
観覧料 一般 大学生 高校生以下 65歳以上
個人 370円 290円 無料 290円
団体 290円 230円 無料 290円

※団体は20名以上。65歳以上の方は団体料金でご覧になれます。
県立美術館友の会会員、また身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持参の方とその介添えの方は無料です。

作品紹介

紺谷光俊《秋宵》
紺谷光俊《秋宵》こんたにこうしゅん しゅうしょう

※一覧の作品画像は実際の比率ではありません。画像をクリックすると実際の比率で拡大画像が表示されます。

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